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​第三の法則 出たとこ勝負でいざ

「世の中はいざという時にしか動かない」という現実がある。   顕著なのが、警察と法律。   警察は事件が起きた場合に動く。   あるいは事件が起きないと動かない。   ストーカーに尾行されて、「助けてー! 殺されるぅー!」と訴えてもなかなか保護してくれない。   けど、付け回されて殺されたら、捜査開始。   直ちに動き出す。   法律も似てる。  「環境が汚染されるぅー」と自然愛好家が訴えたぐらいでは法律はできない。   豊島の産廃事件のように現実に環境が破壊されると法律で規制される。   かつてコンビナートのレインボーカラーに染まった煙突の煙は「幸せをもたらす煙」と言われて推奨された。   昭和という時代だ。   現実は化学物質から排出されるもので非常に毒性が強い。   情報社会で化学の怖さを十分認識している今時の若いもんは思う。  「幸せをもたらす煙だなんて ?!」  「嘘 ?!」  「まさか?!」   信じられないような話だ。   現に若いもんに属する私は「嘘 」「まさか」と聞き返した。   科学の方程式に従って、至極当然の結果として周辺住民が公害病で苦しむことになった。   沢山の人が苦しみながら死んでいった。   ご冥福をお祈りする。   人間は愚かだ。   犠牲を払わないと学ぶことができないのか…。   かく言う私も数々の犠牲を払ってやっと詐欺師の法則にたどり着いたのだが…。   とふざけすぎる私でさえシリアスに嘆くぐらい、法律はいざという時すらなかなか動かない。   ​    ところが詐欺師は様々なケースに対応すべく、とても巧妙に予防策を講じる。   警察や法律みたいにかたくなな対応はしない。   どんな場面にも順応して、貴方任せで七色変化する。   カメレオン野郎なんだぜ。   至極当然の結果として、手練手管、あらゆる手段にうったえることになる。   でも限界があるでしょう、予防策なんて…。  『バレたらどどないするたい…』と熊本弁の詐欺師なんだな。   ビクビクしながら生きてる詐欺師だけれど心配してたらきりがない。   心配しすぎると何も始まらない。   そこで大概は、「この程度でだまされる」と高を括ることになる。  「始めの第一歩」  「始める事に意義がある」  と結局とても巧妙なのに、行き当たりばったりになるのである。   そして、「ああ言えばジョーユー」というオウム真理教の信者の例もあったが、詐欺師は「出たとこ勝負」でいざという時をもクリアし続けようとするのだ。    詐欺師第三の法則     あらゆる手段を講じてとても巧妙なのに、行き当たりばったりで勝負さぜるを得ない、詐欺師としては当然の形態でもある。   世の中舐めてかかっている。   他人を小馬鹿にしている。   大概はこの程度でだまされると高をくくってる。   詐欺師の当然の姿なのだ。

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